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 陸上自衛隊木更津駐屯地(千葉県木更津市)に7月に暫定配備された陸自オスプレイ2機の試験飛行が6日から始まるのを前に3日、「飛行開始式」が駐屯地内で行われた。陸自トップの湯浅悟郎・陸上幕僚長がオスプレイの任務の重要性や安全態勢の確立を強調した。この日、報道陣に機体が公開された。

 防衛省は3月、木更津駐屯地に計17機の陸自オスプレイを運用する「輸送航空隊」(定員約430人)を新編した。

 式には隊員約150人と家族らが出席。湯浅幕僚長は、南西諸島の防衛強化のため航空隊が担う任務の重要性を改めて述べた。自治体などの信頼を得ることの重要性を強調し、航空安全管理態勢を確立することを訓示。暫定配備を受け入れた渡辺芳邦木更津市長や駐屯地周辺の住民の協力と理解に感謝の意を表した。

 在沖米軍トップのクラーディー四軍調整官も式に参列。陸自オスプレイの前で湯浅幕僚長らとともにテープカットをした。

 防衛省は当初、「受け入れ点検」の一環として9月から試験飛行を開始するとしていた。同省によると、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、点検作業に必要な一部資機材の米国からの輸送などに影響が生じ、作業の完了が遅れたことから試験飛行の時期が大幅にずれこんだという。(吉江宣幸)

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