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 黒板に描かれた立体感のある色鮮やかな絵と文字。カフェやレストランで見かける「チョークアート」の看板だ。新型コロナウイルスの影響で打撃を受けた飲食店の人たちに、この看板を集客などに役立ててもらおうと、神奈川県大和市のチョークアーティスト、金城(きんじょう)まみさん(33)が描き方を教える講座を開く。金城さんは「このアートの魅力を多くの人に伝えたい」と話している。

 金城さんは、小田急江ノ島線南林間駅前に「Orangette(オランジェット) Chalkart(チョークアート)」の名でアトリエを持ち、教室も開いている。受講生は「プロ」を目指す人や趣味で習う人、飲食店員、子どもたちと幅広い。

 チョークアートはオーストラリアで広まり、オイルパステルを使って黒板に消えない絵や文字を描く。飲食店のほか、結婚式場ではウェルカムボードとして使われる。金城さんは「手描きならではの人のぬくもりがあり、看板の向こうに人がいるんだなと感じさせてくれるのがチョークアート。印刷物よりも親近感がわくと思います」と語る。

 金城さんはチョークアートを何度も描き直せる「便利なものにしたい」と、2年前に文字や絵を消せる看板「イージーボード」を考案した。画材などを研究し、オイルパステルの作品に近づくよう、消せるチョーク「キットパス」などを使って完成させる。イージーボードの中でも食べ物を描く看板を「シズルボード」と名付けた。食欲などを刺激する臨場感を表す「シズル感」からとった。

 本来のチョーク看板は完成まで…

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