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 レバノンに逃亡中の日産自動車の元会長、カルロス・ゴーン被告が1日に放映されたフランスのテレビ番組のインタビューで、仏捜査当局の聴取を逃亡先のベイルートで来年受ける方針だと明らかにした。

 ゴーン元会長は、仏自動車大手ルノーの会長も務めていた。仏検察は、ルノーから中東オマーンの販売代理店に流れた資金の使い道などを調べている。7月に仏検察がフランスへの出頭を要請した際に、ゴーン元会長は拒んでいた。

 ゴーン元会長は捜査官が来年聴取に訪れる予定だと明かした上で、「どうして私がフランスの司法から逃げなければならないのか。根拠のない非難だと捜査官に納得してもらえると思う」として、応じる考えを示した。

 逃亡生活が続くことについては、「最悪なのは、日本で死ぬことだった」と述べ、逃亡を改めて正当化した。「あらゆることが起こりうる。私は用心している」として、拉致などに備え、常に武装した複数のボディーガードを伴って暮らしているという。(パリ=疋田多揚)