[PR]

 人気グループ嵐がデビュー記念日の3日、東京・国立競技場で事前収録した無観客ライブ「アラフェス 2020 at 国立競技場」を配信した。国立競技場での嵐の公演は7年ぶり、新しくなった競技場では、アーティストとして初めての単独公演となる。旧競技場でも、最多の15公演を行っていた。

 今回の公演は、もともと5月に観客を入れて開かれる予定だったが、新型コロナの影響で延期、有観客を断念して実施されたものだ。

 「日本一、いや、世界一のステージを見せてやるよ」と、二宮和也さんが最初のあいさつで宣言。

 場内には、巨大スクリーンや40メートルに及ぶ噴水を設置、華やかに光線で彩られた演出のもと、ファンからリクエストされた「A・RA・SHI」などの曲を熱唱した。夜空に放たれた花火は約2500発、風船は約5万個。巨大モニターには山下康介さん指揮の新日本フィルハーモニー交響楽団がリモート出演で演奏、大勢のダンサーも合流し、5人のパフォーマンスを盛り上げた。

 「カイト」の前には、新しい国立競技場と五輪の歴史を振り返る映像がスクリーンに映し出された。メンバーそれぞれの声も流れ、2020年の東京五輪が延期になった状況にふれたあと、大野智さんの「それでも、僕たちは、前を向いて進んで行こうと思う」というナレーションが響いた。

 12月31日の活動休止前の最後の単独公演になるとみられる。メンバーの一人櫻井翔さんは、7万本のペンライトが灯(とも)された客席を見て、「無観客だけどみんながここにいてくれるように見える」。相葉雅紀さんは「こういうきれいな景色をみんなに見てもらいたい。楽しいよね」と語りかけた。

 最後に松本潤さんが「いろいろとあったけれどライブができてよかった。また会いましょう」と再会を約束し、5人は手をふって、ステージを去った。(林るみ)