4年前は「落ち込んだ」 米大学の日本校で見守る学生

アメリカ大統領選2020

池上桃子
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 米テンプル大学日本校(東京都世田谷区)では4日、日米の学生ら約20人が米大統領選をめぐる開票速報を見守った。

 接戦を報じる米CBSニュースを見ながら、ピザを食べたり議論したり。

 学生自治会会長で3年のブラン・コワルトさん(30)は、バイデン氏に投票したという。「強く支持しているわけではないが、トランプ大統領を再選させないためだった」と話す。

 4年前はトランプ大統領の過激な発言や政策に反対していただけに、当時の選挙結果に「落ち込んだ」という。この4年間は「絶望的な気持ちが続いたように感じる」と振り返る。

 学生自治会は今回の大統領選に向け、SNSやメールで学生たちに投票を呼びかけてきた。州ごとに違う投票の方法を教えるため、対面とオンラインで講座も開いたという。

 副会長で2年の羽鳥世将さん(20)もコワルトさんと活動した。「投票権はないが、日本や世界に大きな影響を及ぼす選挙なので興味がある」と話した。(池上桃子)

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