大垣共立銀行(岐阜県大垣市)の頭取を昨年まで26年間務めた土屋嶢(つちや・たかし)さんが4日、急性呼吸不全で亡くなった。74歳だった。葬儀は近親者でおこない、後日「お別れの会」を開く予定。喪主は長男の同行常務諭(さとし)さん。

 1993年、当時全国の地銀最年少の46歳で同行頭取に就任。「銀行はサービス業」を掲げ、年中無休の店舗やドライブスルーの現金自動出入機(ATM)など、独自性に富んだ施策を次々と打ち出した。愛知県への出店も加速。昨年6月に頭取を退き、代表権のある会長に就いた。

 大垣商工会議所の会頭や岐阜県商工会議所連合会の副会長も務め、東海地方を代表する経営者として知られていた。

 同行によると、土屋さんは9月24日までに新型コロナウイルスへの感染が判明していたという。