[PR]

 宮崎駿監督のアニメ映画「となりのトトロ」のキャラクターをかたどった記念碑の除幕式が4日、西武所沢駅東口(埼玉県所沢市)の駅前ロータリーであった。映画の舞台は所沢市近郊の原風景を参考にしており、いわば「ゆかりの地」。市制施行70周年を迎えた市が、宮崎監督やスタジオジブリの協力を得て設置した。

 記念碑の主役は、映画に登場するトトロとネコバス、そのネコバスの中から外をながめるサツキとメイの姉妹の姿を表現した高さ89センチのブロンズ像。「トトロの生まれたところ」と題した説明板がある台座を含め、全体の高さは約1・7メートル、幅1・3メートル、奥行き1・4メートルになる。

 一方、西武所沢駅のホームでは3日から、映画で使われた楽曲の一部が発車メロディーとして流されている。駅から出てきた市内在住の女性は「トトロが新しい所沢のシンボルになるといいですね」と話していた。

 宮崎監督は3日にあった市主催の70周年記念式典にビデオメッセージを寄せ、50年余り前から住んでいる所沢への愛着や、街の将来への思いを語った。(日高敏景)