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 ミュージカル「プロデューサーズ」で、小さい頃から夢見た道へ飛び込む男を演じる大野拓朗。自身も、国際俳優への夢に向かって、新たな一歩を踏み出したところだ。

 演じるのはブロードウェーのプロデューサーになるのをひそかに夢見る気弱な会計士のレオ(吉沢亮とのダブルキャスト)。落ちぶれたプロデューサーのマックス(井上芳雄)と出会い、ある思惑から、一緒に史上最悪の舞台を作ろうと企てる。

 出演オファーを受けたときは米ニューヨークにいた。昨夏、所属事務所を退社。12月に渡米した。

 2010年のデビュー以来、NHK連続テレビ小説や大河ドラマにも出演し、実績を重ねてきた。「俳優として大成するんだと、ただただ一生懸命だった。英語をしゃべれるようになりたい、海外に住みたい、という夢をどこかに置き忘れていた」

 だがここ数年、身近な人の死に直面した。デビュー当時から目を掛けてくれたヒップホップグループ「ET-KING」のメンバー2人が、30代で相次いで亡くなった。「大好きなかっこいい兄貴たちだった。人っていつ亡くなるかわからない、後悔しない生き方をしたい、という思いが強くなった」

 30代になるタイミングで思い…

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