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 一部で超高級車の使用が議論となっている知事や市町村長らの「公用車」。かつては高級セダンのイメージが強かったが、新潟県内の現状は違っていた。あの市長はどの車種を使っている? そもそも公用車はなぜ必要? 県と県内全市町村を調査した。

 最多は、7~8人が乗れるミニバンのエスティマ(トヨタ)だった。使っているのは長岡市や柏崎市など11市町。同じミニバンのアルファード(同)が次点で、新潟市など8市村。3位(5市町村)に高級セダンの代表格、クラウン(トヨタ。マジェスタ含む)が登場し、花角英世知事が使うヴェルファイア(トヨタ)は阿賀野市と南魚沼市でも使われていた。購入したり、リース契約を結んだりする形態が多く、業者に運行を委託しているケースもあった。

 「公用車=高級セダン」のイメージは強い。実は知事の公用車は1994年以降、約1千万円で購入した独ベンツ製セダンだったという。その後、故障を機に2005年にエスティマに買い替えた。今は全体の8割にあたる24自治体(県含む)で使い、主流となっている「ミニバン」は、知事公用車が変わったこの頃から使用が広がった、という声もあった。

 ミニバンを好む理由は「実用性」のようだ。16年にクラウンからエスティマに変えた魚沼市の担当者は「(移動時に)市長1人でない時もあるので、たくさん乗れる方が良い」。アルファードを今年購入した小千谷市は「広いので、災害時などには中で着替えもできる」と切り替えを判断した。災害の被災地に公用車で訪れることもあり、ある自治体の担当者は、高級セダンで被災者の前に現れることへの抵抗感もあげた。

 一方、クラウンを使う自治体には、「市長1人で乗ることが多く、車内が広い必要はなかった」(妙高市)という説明もあった。

 メーカー別でみると、佐渡市と関川村以外はトヨタ製。購入時の入札で車種を指定していたり、ハイブリッド車、後部座席のテーブル、雪国仕様の4WDなどを条件とした場合にトヨタ製しか該当しなかったりしたケースがあるようだ。

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 購入価格はいくらか。一番人気…

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