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 新型コロナウイルスの感染が拡大していた今年4~5月に、持病があって通院を控えた人の7割が「体調が悪くなったとは感じない」と考えていることが、健康保険組合連合会(健保連)のアンケート結果から明らかになった。感染をおそれた「受診控え」によって、体調が悪化する人が増えることが懸念されていたが、体調悪化を感じたとの回答は1割ほどだった。

 健保連は、大企業などがつくる健康保険組合の全国組織。全国の20~70代の男女を対象にオンラインで調査した。高血圧症や脂質異常症といった持病がある3500人のうち、865人(24・7%)が通院の頻度を少なくしたり、取りやめたりして受診を抑制していた。

 ただ、受診抑制をした持病のある人の69・4%は「体調が悪くなったとは感じない」と回答。10・7%は「体調が少し悪くなったと感じる」、1・5%は「体調がとても悪くなったと感じる」と答えた一方、「体調が回復した」とする人も7・3%いた。(久永隆一)