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 安土桃山時代の1582年、織田・徳川の連合軍に敗れた武田勝頼が逃亡先として目指したことで知られる山梨県甲州市大和町木賊の「天目山栖(せい)雲寺」で6~8日、年1回の境内の開放があり、宝物が公開される。

 寺は標高1050メートルにあり、1348年の創建。公開されるのは県指定文化財の「木造釈迦如来坐像」やキリスト教、マニ教、仏教の融合を示す掛け軸「十字架捧持(ほうじ)マニ像」など約30点。「甲斐の五鐘」に数えられる銅鐘(どうしょう)や石塔もある。

 住職の青柳真元さんによると、県指定名勝で花崗岩(かこうがん)の石庭は観賞用ではなく、座禅修行の神聖な空間だ。「今は紅葉の真っ盛り。座禅を体験して秋の一日に浸って欲しい」と話す。拝観料500円で、午前9時~午後3時。新型コロナウイルスの感染予防で、例年ある抹茶やソバの振る舞いは中止した。(河合博司)

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