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 横浜市がカジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致を進めるのに反対し、林文子市長のリコール(解職請求)をめざす署名活動をしている市民団体「一人から始めるリコール運動」は5日、署名活動(10月5日~12月5日)の中間集計結果を発表した。市長解職の是非を問う住民投票に必要な署名数(約50万筆)に対し、4日時点で4万1122筆が集まったという。

 リコール運動は、昨年8月末から街頭やウェブサイトなどで署名集めに協力する「受任者」を募集。4日までに4万9250人が登録している。署名活動はこれらの受任者に署名簿を郵送し、受任者がそれぞれ身近な人から署名を集める前提で進められている。

 署名簿は4日までに約1万部が事務局に返送されたといい、まだ4万部近くが戻ってきていない。広越由美子代表は5日、JR桜木町駅前(中区)の街頭宣伝で「残り1カ月ある。横浜の未来のために、(受任者の)みなさんがこれからどう動くかだ」と積極的な署名集めを呼びかけた。

 IR誘致をめぐっては4日、賛否を問う住民投票の実施を求める別の市民団体が2カ月の署名集めを終了し、市長に条例制定を求めるのに必要な署名数の2倍以上となる15万筆を超えたと発表した。ただ、自民党系と公明党の会派が過半数を占める市議会で、条例案が成立する見通しがあるわけではなく、リコール運動は「カジノ誘致を止めるには、市長の解職以外に手段がない」と訴えている。(武井宏之

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