拡大する写真・図版感染の経緯などについて話す住吉美紀さん=遠藤啓生撮影

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 フリーアナウンサーの住吉美紀さん(47)は今春、新型コロナウイルスに感染し、入院を含めて約5週間の療養生活を送った。復帰後、自身のインスタグラムやブログ、パーソナリティーを務める「Blue Ocean(ブルーオーシャン)」(TOKYO FM、月~金曜午前9~11時)で、新型コロナについて発信を続けている。住吉さんが体験をもとに伝えたいメッセージとは。

感染予防は「神経質に思われるくらいに」

――かなり念入りに感染予防の対策をしていたそうですね。

 仕事や食料品の買い出し以外での外出は極力控えていましたし、もちろんマスクの着用や手洗い、消毒もしていました。「ブルーオーシャン」のスタジオでは、音量ボタンなど手が触れそうなところを念入りにアルコールスプレーとペーパータオルで消毒していたので、周りのスタッフから「ちょっと神経質なんじゃない?」と思われるくらいでした。

 毎日の放送が「生活のリズムをつくっている」「心が安定する」と言ってくれるリスナーもいます。おこがましいかもしれないけど、「私が新型コロナに感染して倒れたらショックを受ける人がいる。絶対に感染しないようにしなきゃ」と思っていました。

 それでも感染しました。本当に「ウイルスはスルッと入り込んできた」という感覚でした。

――4月半ばに発症し、4日目の深夜に入院しました。入院中はどんな状況でしたか。

 発症3日目がちょうど金曜日でした。「ブルーオーシャン」の放送中から具合が悪く、放送が終わってすぐ寝込みました。その日のうちに体温は39度まで上がり、土曜日の深夜に聖路加国際病院(東京都中央区)を受診しました。CT検査で肺に新型コロナの患者に特徴的な影があったので入院しました。それから1週間は高熱が続き、40度まであがった日もあり、本当につらかったです。仕事のことも何も考えられませんでした。

 「おつらかったでしょう」という看護師さんのやさしい声がけに癒やされ、「絶対よくなりますから」という主治医の言葉に励まされました。新型コロナの特効薬はないので、ただひたすら寝て耐えるしかないことはわかっていましたが、「プロがすぐそばにいて何かあれば診てもらえる」という安心感がありました。もしあの時、入院できずに家で寝ているしかなかったらどうなっていただろう、とぞっとします。

拡大する写真・図版症状を書き留めた日記=遠藤啓生撮影

再起動され考えた幸せの意味

――病室から見聞きする何げないことに心が癒やされたそうですね。

 ちょうど私の病室がナースステ…

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