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 滋賀県日野町教育委員会が、県教委に提出する町立小中学校の教職員の「在校等時間」について、土日祝日の記録を除外していたことが分かった。各小中学校に対し、町教委に報告する際に削除を求めていたという。県教委は「(在校等時間の)報告は教職員の超過勤務を減らすために実態を把握するためで、趣旨に反する」としている。

 町教委によると、担当職員が6月、小学校5校、中学校1校の校長に「正しく時間外労働を計算できていなかったり、学校によって取り扱いにばらつきがあったりする」と指摘。校長や教頭らが閲覧できるサーバー上の文書で、「教頭先生がチェックしていただき、一人ひとりの土日祝祭日のデータを削除してください」と求めていた。

 同町では昨年4月から、教職員が登下校する際、パソコンのログイン・ログアウト時間を自動で記録する「出退勤管理システム」を導入。導入直前の3月にあった校長会で、土日祝日に仕事をした場合の扱いについて質問があり、「時間外労働としてカウントしない」と確認しあったという。

 町教委は「ログインとログアウトの時刻は残っており、勤務時間の改ざんにはあたらない。県教委に統計(データ)として報告する在校等時間の認識が不正確だった」と話している。昨年度も、土日祝日を除外して県教委に報告していたという。

 県教委によると、各市町教委に…

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