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 新型コロナウイルスの感染収束のめどが立たない中、全国の3割の感染者が集中する東京都では入院患者数が高止まりしている。3カ月にわたり1千人程度が続き、医療現場は疲弊する。冬場に感染が再拡大すれば医療崩壊を招きかねず、都は伸び悩む宿泊療養施設の利用を増やそうと工夫をこらす。

 「現場の病院は疲れ果て、メンタルがやられる職員が出てきている」

 入院患者が高止まりしている現状について、東京都医師会の尾崎治夫会長は2日、面会した小池百合子知事にそう訴えた。

 都内では感染が拡大した4月以降、新型コロナの入院患者数が高止まりしている。緊急事態宣言下の5月12日に入院患者が1413人を記録。「第1波」の収束を受けてその後は減少傾向にあったが、7月24日に再び1千人を超えて以来、1710人をピークに900人を下回らない状態が続き、6日時点でも978人に上る。

 受け入れ病院では、医療用マスクやガウン、手袋を着脱する際、小さなミスが院内感染につながりかねず、医師や看護師らは動線管理や消毒にも神経を使うという。感染者にカウントされない「感染疑い」の人も都内全体で1日150人ほど受け入れており、同様の感染防止対策や個室での対応が必要なため、負担に拍車をかける。

 さらに懸念されるのが、冬場のインフルエンザとの同時流行だ。都の担当者は「感染が疑われる患者が増えれば、追い詰められている医療現場が限界に達する恐れがある」と心配する。

 入院患者数を抑えるため、都は…

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