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 欧州連合(EU)は6日、ベラルーシ大統領選の不正疑惑をきっかけにした市民の抗議デモを弾圧した責任を問い、同国のルカシェンコ大統領ら15人に制裁を発動した。EUはこれまでルカシェンコ氏に反政権派との対話を促して制裁対象から外していたが、事態が好転する兆しがないと判断した。

 今回の制裁には、国家安全保障担当の大統領補佐官を務めるルカシェンコ氏の長男や憲法裁判所長官らも含まれている。EUは10月から内相ら政権関係者40人にEU域内の資産の凍結や渡航を制限する制裁を科してきた。

 8月9日の大統領選では、同国の選挙管理委員会がルカシェンコ氏の「圧勝」を発表。同氏は選挙の不正疑惑に対する市民らの大規模抗議が続く中、9月に一方的に6期目の就任式を強行した。EUは、政権側が反政権派の立候補を相次いで阻んだうえ、選挙結果も偽造されたと断定。従来の任期が切れる6日以降はルカシェンコ氏を正統な大統領とみなさない考えを示してきた。

 EUは抗議デモへの暴力や報道…

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