惜別 ギタリストのエディ・ヴァン・ヘイレンさん

 エディと、クイーンのギタリスト(ブライアン・メイ)によるブルースの演奏を聴いたときのこと。どちらも好きなギタリストで期待して買ったアルバムだが、よろしくない。超絶テクニックでバキバキ速弾きしてるだけ。ブルースの哀感、寂寥(せきりょう)がない。なんなんだこりゃ。

 じつは、そこがエディのオリジナリティーだったのではないかと、いま思う。ブルースから出発していない、稀有(けう)なロックギタリスト。ではなにから出発しているのか。遊び心。ちゃめっけ。ありていに言えば、“ガキっぽさ”ではなかったか。

 エディはロックギターに「笑い」を取り戻した人だった。カウンターカルチャーの反抗ではない。プログレの芸術性でもない。失業時代に吹き荒れたパンクロックの怒りでもない。

 ただ、楽しいのだ。笑ってるの…

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