握り修正はミリ単位 「野球小僧」楽天・久保裕也が引退

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松沢憲司
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 「野球小僧」という言葉がよく似合う。久保裕也投手(40)が7日、引退を表明した。会見で語った「18年間、野球を楽しむことができた」という言葉は、心からのものだろう。

 球界関係者が久保を語る時に口をそろえるのが、うまくなりたいという貪欲(どんよく)さだ。同じ「松坂世代」で、自身も多彩な変化球を操る久保康友は「裕也は俺なんかよりもよっぽど『野球小僧』。変化球の握りを、1ミリにも満たないレベルで変えて試していた」。大リーグでも活躍した上原浩治さんも、7日に自身のツイッターで「ほんまに器用な選手。変化球なんて全部投げられたかもね」とたたえたほどだ。

 2002年ドラフトの自由獲得枠で入団した巨人で15年に戦力外になり、16年オフにはDeNAでも同じ苦しみを味わった。17年のキャンプ中にテストを受けて楽天入り。新しいことを知りたいと、変化球の握りや投げる時に踏み込む幅など、細かいことを若手にも尋ねている姿をよく見た。

 技術にこだわる右腕は、その…

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