拡大するミュージカル「アナスタシア」が宝塚にお目見えした。ディミトリを演じる宙組トップスター真風涼帆(左)とアーニャ役の星風まどか=滝沢美穂子撮影
ブロードウェーミュージカル「アナスタシア」の宝塚版が7日、華々しく開幕した。壮大なナンバーに乗せて、トップスターの真風涼帆(まかぜすずほ)率いる宙(そら)組が冒険とロマンスの世界へと観客をいざなう。注目の新曲も披露された。
1997年にアニメ化され、2017年にブロードウェーでミュージカル化された人気作。今春日本へ初上陸し、稲葉太地の潤色・演出で宝塚版へと生まれ変わった。
拡大するグレブを演じる芹香斗亜。勇壮な曲「ネヴァ河の流れ」が彼のテーマソング=滝沢美穂子撮影
「ロシア革命で殺されたはずの皇帝一家の末娘アナスタシアが、実は生き延びていた――」。そんな伝説の真偽を確かめようと、記憶をなくした少女アーニャ(星風(ほしかぜ)まどか)は、皇太后(寿(ことぶき)つかさ)のいるパリを目指す。アナスタシアを捜し出せば、大金をもらえると聞きつけたのは詐欺師の青年ディミトリ(真風)。アーニャを利用して一もうけしようとたくらむ。
真風のソロ曲「She Walks In(彼女が来たら)」は、宝塚版のためにブロードウェーのスタッフが書き下ろした新曲だ。真風は深みのある歌声を劇場いっぱいに響かせ、胸躍る冒険に一気に引き込む。
真風は2人の生い立ちからくる「強さ」に魅力を感じると語ります。
ロシア革命の荒波にもまれなが…
この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。
残り:694文字/全文:1181文字
【1/25まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら
速報・新着ニュース
あわせて読みたい