構成・吉永岳央
フィギュアスケートの東日本選手権は7日、甲府市の小瀬スポーツ公園アイスアリーナで第2日があり、女子フリーで、19歳の本田真凜(JAL)は93・70点で12位。8位だった前日のショートプログラム(SP)と合わせて、総合144・11点で10位となり、6年連続で全日本選手権(12月・長野)への出場を決めた(出場は11位の選手まで)。
この日は、冒頭の3回転フリップで転倒。続く3回転フリップも両足着氷の上にダウングレートの判定を受けるなど、ジャンプにミスが相次いだが、何とか持ちこたえた。
演技後の報道陣との主なやり取りは次の通り。
――フリーの感想は?
「とりあえずはホッとしています。本当にそれだけです」
――前半はバタバタしたように見えた。
「ここ最近、すごく気持ちが落ちていて、特に昨日のSPが終わってからはすごく落ち込んだというか。スケートが自分の中ですごく難しいなっていう気持ちで、いろいろ考えて泣き続けていたんです。でも、やっぱり全日本は自分の中で特別な試合。連続(出場)を途切れさせたくないなって(思った)。同時に、自分が全日本に出場できるか不安になったり、緊張したりしているのが許せないという感情にもなった。最初のジャンプを失敗後、いつもだったら結構ズルズル引きずるんですけど、『もう今日で最後』と思って滑ったような気がします」
――かなりの覚悟で滑っていたということか。
「昨日もいろいろ考えたんです…
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