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 大阪府千早赤阪村と奈良県御所市にまたがる金剛山(標高1125メートル)が、出版社・山と渓谷社と日本山岳遺産基金が選ぶ今年度の「日本山岳遺産」に認定された。金剛山の登山道の修復などに取り組んできた金剛錬成会も認定団体に選ばれた。村が6日発表した。

 日本山岳遺産は2010年度に始まった。未来に残したい自然や人との関わりが深い山岳地域と活動団体を認定している。これまで35カ所が選ばれ、金剛山は府内で初の認定になる。

 修験道の開祖・役行者(えんのぎょうじゃ)が修行したと伝わる金剛山は都市部に近く、高い人気を誇る。登山回数を記録するスタンプカードを発行している金剛錬成会は、登山の安全啓発活動などを続けてきたことが評価された。

 山頂の葛木(かつらぎ)神社(御所市)の宮司で、金剛錬成会事務局長の葛城裕さん(63)は「認定をきっかけに、より多くの人に金剛山の魅力を知っていただきたい」と話した。(白木琢歩)

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