大切な人と政治の話ができぬ国…パックンが見た大統領選

有料会員記事アメリカ大統領選2020

聞き手・池上桃子
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 新たな大統領に選ばれることが確実となったジョー・バイデン氏に何を望むのか。米国出身のタレント、パトリック・ハーランさん(49)に聞いた。

     ◇

 前回、トランプ氏の当選を聞いたときは世界が終わったような気分になり、米国民をやめようかと考えるほど落ち込んだ。

 だから選挙の結果が気になり、まともに寝られない日々が続いた。僕が投票したバイデン氏が当選を確実にしたことはうれしいが、これほどの接戦になったということは、多くのアメリカ人がドナルド・トランプ氏を支持しているということ。それを思うと素直に喜べない「甘酸っぱい」気持ちだ。

 トランプ氏は選挙を不正なものだと主張し、平和的な権力の移譲を拒んでいる。どう考えてもやってはいけないことだ。でもそれを多くの人が支持していることも事実だ。上院が共和党多数になれば、「ねじれ」が発生しバイデン氏の政策が進めづらくなる可能性もある。この先の4年間に楽観的にはなれないし、選挙後の暴動や衝突も心配だ。

 この4年間でアメリカの分断は深まった。

 米国に住んでいる警察官の弟…

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