秋篠宮さまが皇位継承順位第1位となったことを広く示す「立皇嗣の礼」が8日、皇居で執り行われた。

 秋篠宮さまが公務のかたわら、日本動物園水族館協会や日本植物園協会など、14団体の総裁や名誉総裁を務めていることはあまり知られていない。多岐にわたる関心は、コロナ禍における活動でも生かされている。

 秋篠宮さまが総裁を務める恩賜(おんし)財団済生会は全国に81の病院を持つ。秋篠宮さまは新型コロナウイルスの感染者が増え始めたころから、同会から感染症の状況や医療現場について情報収集を続けた。医療用ガウンが不足していることを知ると、5月にご一家で計500着のガウンを作成し、現場に届けた。

 幅広い人脈からつながる縁もある。コロナ禍で演奏会や展覧会が開けず、アーティストが危機的状況にあることを知った秋篠宮さまは、旧知の林良博・国立科学博物館長に「芸術業界に詳しい人はいませんか」と連絡。林館長の提案を受け、8月にご一家で東京芸術大学の澤和樹学長にオンラインで話を聞いた。

 澤学長がクラウドファンディングで若手芸術家への支援金を募っていることなどを説明すると、秋篠宮さまは支援に賛同し、「大変な状況ですが、頑張ってください」と激励したという。澤学長は「様々な分野に目を向け、国民に寄り添う姿勢を大切にされていると感じた」と話した。

 秋篠宮さまは家禽(かきん)類…

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