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 民主党のバイデン前副大統領の当選が確実となった米大統領選について、トランプ米大統領は8日午前9時ごろ(日本時間同日午後11時ごろ)、不正を主張する政治家の発言を引用する形で、選挙結果を受け入れない姿勢を改めて明確にした。

 バイデン氏が7日夜に勝利演説をしたことを受け、トランプ氏の出方が注目されていた。トランプ氏は、共和党のギングリッチ元下院議長の「これは盗まれた選挙だ」などの発言を引用する形でツイート。別の識者の「この国の選挙には長年の問題がある」などの発言も紹介した。

 一方、ツイッター社は一連の投稿に「選挙の不正に関するこの主張については論争がある」「郵便投票がいかに安全かについて学びましょう」などと表記した警告をつけ、「米国ではいかなる選挙の不正も極めてまれだと専門家は確認している」などの説明をつけた。

 米国の大統領選では通常、当選が確実になった候補に対して、もう一方の候補が敗北を認めることを伝える。しかし、トランプ氏は7日に主要メディアがバイデン氏の当確を一斉に報じ、バイデン氏が同日夜に勝利演説をした後も、敗北を認めていない。(ワシントン=大島隆)