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 ロシアのプーチン大統領は10日未明、アゼルバイジャン、アルメニア両国首脳との3者で、アルメニアが実効支配するアゼルバイジャン領ナゴルノ・カラバフ地域で続く戦闘を完全に停止させる合意文書に署名したとの声明を発表した。停戦はモスクワ時間の同日午前0時に発効した。

 合意は、①アゼルバイジャンとアルメニアの両軍はそれぞれが現状の支配地を維持する形で停戦する②ロシアの平和維持軍をナゴルノ・カラバフ地域とその周辺に展開させる、などの内容。発表後、テレビ演説したアゼルバイジャンのアリエフ大統領によると、ロシアの平和維持軍は1960人規模で今後5年間配置され、両国が反対しなければさらに5年延長される。

 今回の軍事衝突は9月27日に始まり、アゼルバイジャン、アルメニア両国の外相間で3度停戦が合意されたが、いずれも停戦監視などの具体的措置を決められず、守られなかった。その間にアゼルバイジャン軍が攻勢をかけ、8日にはナゴルノ・カラバフ第2の都市シュシャを占拠するなど戦略拠点を支配下に置いた。現状を固定する形での停戦で、アルメニア側は大幅に譲歩を強いられた形だ。

 アルメニアのパシニャン首相は…

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