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 名古屋市は10日、新型コロナウイルス感染者について7月下旬から8月下旬までに58人の公表漏れがあったと発表した。重複して発表していた感染者も4人おり、名古屋市の新規感染者数は計54人増える。

 市によると、9月上旬、感染により就業制限を通知した人への対応が適切だったかを確認する会議を開くため、集計作業をしていたところ、わかったという。その後の調査で、陰性確認の検査で陽性だった感染者について、重複して新しい感染者として発表していたことも判明した。

 7月中旬以降、感染者が急激に増加し、各保健センター(保健所)から市感染症対策室へのファクスなどによる発生届が届いていなかったことなどが原因だという。発表まで時間がかかったことについて、市の担当者は「かなり丁寧なやり方で精査していたため」と説明した。(小林圭)