本田大次郎
北海道北部の音威子府(おといねっぷ)村にふるさと納税で寄付をすると、返礼品で缶詰が送られてくる。持つと手首にずっしりとくる。ふたを開けると、中には250グラムほどの重さの、丸い石が入っている。
缶詰のラベルには「SENRO NO ISHI」の文字と、9600型蒸気機関車のイラストが描かれている。中に入っている石は、かつて村内を走り、1989年に廃線になった天北線の「線路の石」だ。
村は今月、この缶詰をふるさと…
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朝日新聞社会部