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 南米ペルーの国会(一院制)は9日、ビスカラ大統領の罷免(ひめん)について採決し、賛成多数で可決した。ビスカラ氏が県知事時代に公共工事で便宜を図る見返りに建設業者から現金230万ソル(約6700万円)を受け取ったとする収賄疑惑があり、審議していた。

 10日にも国会議長が暫定大統領に就任する予定。現地報道によると、リマ市内では罷免に反対する市民が集まっている模様だ。

 この日、ビスカラ大統領は国会で「私は賄賂を受け取っていない」と述べ、自身の疑惑を否定した。だがその後の採決では、定数130のうち105票が罷免に賛成し、成立に必要な87票を大きく上回った。罷免の理由は「道義的能力の欠如」だった。

 採決後の9日夜、大統領官邸で演説したビスカラ大統領は「(罷免の)決定は歴史とペルーの人々が正当か判断するだろう。私は頭を垂れずにここを出て、潔白を証明するため調べを受ける。国会で何が起きたのかは、すぐ明らかにされるだろう」と述べた。

 前政権で副大統領だったビスカラ氏は18年3月、クチンスキー前大統領が汚職疑惑で辞職し、大統領に昇格した。このため副大統領がおらず、国会議長が暫定大統領となる。任期は21年7月までで、大統領選は21年に予定されている。

 ビスカラ大統領の罷免が採決さ…

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