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 劇場版アニメが大ヒットしている「鬼滅の刃(やいば)」。テレビでも、これまで地方局を中心に放送されてきた深夜ではなく、キー局がゴールデン帯に放送した。一方、同作は設定上、鬼の首を切る場面があり、幼い子どもが惨殺されるシーンもある。子どもに見せていいかどうか迷う保護者もいるようだ。残酷とも言える表現と、どう向き合えばいいだろうか。

 「鬼滅の刃」は吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)の少年漫画。家族を鬼に殺された主人公が、鬼に変えられてしまった妹を人間に戻すべく、鬼との戦いに挑む。昨年テレビアニメ化され、各種動画配信サービスでも全26話が配信されたことで人気に火が付いた。10月に公開された、続編にあたる映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」は今月8日までの興行収入が204億8千万円に達し、国内歴代5位にランクインするなど記録的なヒットとなっている。

 鬼を倒すには日の光にあてるか首を切り落とす必要があり、戦闘シーンでは流血したり首を切り落としたりする場面がしばしば出てくる。

 テレビでは地方局を中心にほとんどが深夜帯での放送だったが、人気の高まりを受け、今年10月にはフジテレビが全26話の中から人気の高いエピソードを中心に再編集したものを、ゴールデン帯の「土曜プレミアム」枠で2週連続で放送。いずれも高視聴率を獲得した。フジ系列の関西テレビでは、毎週金曜午後7時からのレギュラー放送を始めた。

 配信に映画公開、さらにゴールデン帯の放送で、幅広い層の目に触れやすくなった。作中の表現を残酷だとするクレームはあるのだろうか。

 フジテレビの石原隆取締役は1…

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