[PR]

 「ザ・ノース・フェイス」「バンズ」「ティンバーランド」などの有名ブランドを展開する米アパレル大手VFコーポレーションは9日、米人気ストリートブランド「シュプリーム」を21億ドル(約2200億円)で買収すると発表した。

 シュプリームは1994年、米ニューヨークでスケーター向けブランドとして創業。日米欧に直営店を展開するストリートファッションの代表的ブランドに成長した。長方形の赤い背景に白抜きで「Supreme」と書かれたロゴで知られ、限定商品や高級ブランドとのコラボ商品では手に入りにくさも話題となって高いブランド価値を誇ってきた。

 シュプリームはVFの各ブランドと以前からコラボ商品を手がけてきた縁がある。VFの傘下に入り、デジタル戦略や国際展開を加速させることで、約5億ドル超の売り上げを10億ドル規模まで引き上げる方針。経営陣はそのままシュプリームに残るという。

 シュプリーム創業者のジェームス・ジェビア氏は「世界企業のVFに加わるのは誇らしい。これまで通り成長を続けつつ、ユニークさと独立を保っていく」とコメントした。(ニューヨーク=江渕崇)