かつての世界ジュニア女王が、苦しんでいる。19歳の大学1年生、本田真凜(JAL)だ。悲壮感のにじむ言葉にドキッとさせられたのは7日、東日本選手権(甲府市)の女子フリーの後だった。
「もう今日で最後、と思って滑ったような気がします」
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大会は総合10位で終えた。6年連続となる全日本選手権(12月・長野)への進出も決めたが、ボーダーラインは11位まで。薄氷を踏むようなぎりぎりの予選通過だったことは、本人も自覚している。
「『引退』っていう言葉は考えていなかったけど、最近、本当に、スケートが自分の中で苦しいもので。全日本に今回出られなかったら、何のためにしているのか考えないといけないな、と思っていました」
秋口に肩をけがした影響が尾…
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