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 岩手県一関市の旧県立南光病院の跡地に、コールセンターの事業所が開設する。500人規模の雇用を見込んでおり、2024年4月の本格操業をめざしている。

 事業所を開設するのは「プレステージ・インターナショナル」(本社・東京)。9日、一関市と同社による立地調印式が行われた。同社は顧客対応業務などの外部委託(BPO)を請け負っており、一関市に開く「岩手BPOセンター」(仮称)でも、自動車の事故受付に関する電話対応や、住宅設備の不具合への対応、海外旅行者や駐在員向けの医療サポート業務などを提供する。

 同社は、秋田県や山形県などにも拠点があり、一関市に開く事業所はIT(情報技術)活用の拠点とすることも計画。従業員は女性を中心に正社員採用が基本で、託児所併設も予定している。来年初めから市の別の施設を借りて仮事務所で業務を始める。調印式に出席した玉上進一社長は「地域にいて仕事をしたい方の雇用をつくっていきたい」と話した。

 一関市は県医療局から跡地7・4ヘクタールを買収して、その一部を同社に賃貸。税制優遇のほか人材確保も支援する。勝部修市長は「宮城県北や沿岸地域も含めた広域生活圏で人材確保に取り組みたい」と話した。(泉賢司)

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