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感染再拡大「第3波と考えていい」 医師会会長が危機感

有料会員記事新型コロナウイルス

山本恭介、阿部彰芳、姫野直行
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 新型コロナウイルスの国内感染者は11日午後11時半までに、新たに1547人が確認された。1日あたりでは過去4番目の多さで、大阪(256人)、埼玉(116人)、兵庫(70人)、茨城(20人)、新潟(16人)、山梨(14人)、岩手(8人)の7府県で過去最多を更新した。感染者の増加傾向は全国的に強まっており、日本医師会の中川俊男会長は11日の定例会見で、「第3波と考えてもいいのではないか」との見解を示した。

 北海道や愛知県大阪府で特に感染者が増えており、東京都でも11日、8月以来の300人超となる317人の感染を確認。中川会長は「非常に切迫した状態」と話した。「第3波」との認識はこれまでに大阪府知事愛知県知事も示している。これまで全国の1日あたりの感染者数が最も多かったのは、8月7日の1607人(修正値)。

 厚生労働省新型コロナウイルス対策を助言する専門家組織(アドバイザリーボード)の会合もこの日開かれ、11月に入り感染者の増加傾向が強まっているとして、「このまま放置すれば、さらに急速な感染拡大に至る可能性がある」と危機感を示した。

 専門家組織は増加の要因として、各地で歓楽街や会食、職場、外国人コミュニティーなど様々なクラスター(感染者集団)が発生していると分析。感染者数だけでなく、入院者や重症者の数も10月末から上昇に転じ、一部地域ではコロナ用の病床が埋まっている割合が高まっていると指摘した。医療機関への負荷が過大にならないように、速やかに減少に向かわせる必要があるとして、今までよりも踏み込んだクラスター対策や、手洗いやマスクなど基本的な予防策の徹底が必要とした。

 厚労省の集計によると、9日…

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