[PR]

 幕尻の志摩ノ海が4連勝と勢いに乗っている。

 新入幕の天空海(あくあ)に対し、立ち合いから力強く前に出た。土俵際まで押し、最後は突き落とした。「前に出ることに集中する。あの相撲を取るだけです」と納得の様子だった。

 三重県志摩市出身の31歳。昨年の夏場所に29歳で新入幕した遅咲きだ。その場所で10勝をあげて敢闘賞を獲得した。その後、東前頭6枚目まで番付を上げたが、今年の7月場所から2場所連続で負け越し、東前頭17枚目まで落ちてきた。

 今年は、初場所では徳勝龍が、7月場所では照ノ富士が幕尻優勝を果たし、幕尻の躍進が目立つ。今場所前、そのことについて水を向けられると、「思い切ってやっているイメージ。自分もしっかり元気に相撲を取れたらいいんじゃないか」と前向きにとらえていた。

 この4日間は、望むような相撲が取れている。「一日一日なんで、勝ってますけどあんまり考えないで、明日に集中するということですかね」。浮つくことなく、次を見据えた。