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 国際オリンピック委員会(IOC)は11日、トーマス・バッハ会長が15~18日の日程で訪日すると正式に発表した。新型コロナウイルスの影響で来夏に延期された東京オリンピック(五輪)・パラリンピックの準備状況確認が目的で、菅義偉首相との会談や、選手村、国立競技場を視察する予定だ。バッハ会長は「来夏の大会開催に自信を持っている。訪日後、全ての選手や関係者がさらに自信を深められるようにしたい。(菅首相との)話し合いでは中止は議論しない」と訪日の意義を強調した。事前にスイスで自主待機期間を設け、追加検査も受けると明かした。

 海外の観客受け入れの判断時期については明言を避け、「具体的な数は言えないが、観客も適正な人数を入れられると考えている」と述べた。海外選手も参加して東京で開催された8日の体操の大会を「10点満点」と高く評価し、「この状況でも安全に日本で大会を開催できることを示した。五輪開催に対する人々の考え方が変わる一助になってほしい」と期待を示した。(ロンドン=遠田寛生)