新型コロナウイルスの国内感染者は新たに1662人(12日午後11時半時点)が確認され、1日あたりの感染者数の過去最多を更新した。感染すると重症化のリスクが高いとされる高齢者の割合が増える兆しも出ている。西村康稔経済再生相は、この日開かれた政府のコロナ対策の分科会後の会見で「大きな流行が起きつつあることは間違いない」と強い危機感を示した。
これまで全国の1日あたりの感染者数が最も多かったのは、8月7日の1607人(修正値)。都道府県別では、北海道(236人)、神奈川(147人)、兵庫(81人)、茨城(26人)、岩手(10人)の5道県で過去最多となった。
感染者数の増加に伴い、患者が使うベッド(病床)の使用率も高くなっている。厚生労働省によると北海道の使用率は10月中旬時点では7%。だが朝日新聞の集計ではこの1カ月間で54%になった。重症患者の病床も10%以上が埋まっている。大阪府も使用率が1カ月で倍増し、30%を超えた。
PCRなどの検査の陽性率は北海道は10%を超え、1カ月前の3倍。愛知県も10%に迫る。一般的に陽性率の上昇は、感染者の増加に検査数が追いついていない可能性があるとされ、感染者を十分に把握しきれていない可能性がある。
「第2波」では感染者の多くは…
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