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 病院関連の3団体は12日、7~9月の経営状況調査の結果を公表した。8月を除き、7、9月とも利益率はマイナス2%程度の赤字だった。4~6月はコロナウイルスの感染拡大で受診控えが広がるなどして、マイナス10%前後で推移していたが、改善する傾向となった。

 日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会が加盟する4410病院を対象に実施し、1059病院から回答を得た。

 診療で得た収入から費用を差し引いた「医業利益」をみると、7月は回答した病院の平均で1174・2万円の赤字。利益率はマイナス2・0%だった。8月は122・5万円の黒字で同0・2%、9月は1350万円の赤字で同マイナス2・3%だった。

 会見した病院団体の担当者は「春先に延期していた不急の手術などを行い、赤字がやや減ったとみられる。ただ、春先の赤字幅があまりに大きく、病院経営は深刻な状況だ」と話した。(久永隆一)