[PR]

 山梨県富士河口湖町西湖の湖畔にあるドライブイン兼宿泊施設「サン・レイク」で、庭に突如、鮮紅色で妖精の顔のように見える「物体」が現れた。

 見つけたのは経営者の渡辺芳子さん(65)。真っ赤すぎるため「毒があるかも?」と思い、客や近所の人たちに聞いてみた。全員が「初めて見た」。

 長径約2・5センチで高さ約2センチ。赤い花びらのようなものは肉厚で硬く、内部に目のように見える白いものがある。調べると花びらはミョウガの果皮で、白いものは種だとわかった。

 渡辺さんは日ごろ、ミョウガを天ぷらの材料やソーメンの薬味として重宝している。「珍しいそうなので大事に見守ります」

 西湖畔の最低気温は零下まで下がる。夜間、渡辺さんは妖精に毛布をかぶせ、しおれないよう守っている。

 ミョウガは東アジア原産のショウガ科の植物。食用になるのは花序(かじょ)と呼ばれる部分という。(河合博司)

関連ニュース