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 焼酎や日本酒などを幅広く手がける総合酒類メーカーの中国醸造(広島県廿日市市)が、原料や製法にこだわった「クラフトジン」に力を入れている。若者のアルコール離れや高齢化で国内市場が縮小するなか、品ぞろえ重視から特色ある蒸留酒づくりへ。「百年企業」の5代目社長が見据えるのは海外だ。

拡大する写真・図版中国醸造の本社にある蒸留所でクラフトジン「SAKURAO(サクラオ)」を手にする白井浩一郎社長=2020年9月14日午後4時15分、広島県廿日市市、辻森尚仁撮影

 「自分の思う通りにやってみればいい」。中国醸造の白井浩一郎社長(42)は5代目に就任した11年前、先代社長だった父から告げられた。

 健康志向の高まりで、本格焼酎などの蒸留酒の人気が高まっていた時期だ。酎ハイやサワーとしてよく飲まれる主力の甲類焼酎などが価格競争に巻き込まれていた。白井社長は「経営状況も厳しい時期だった」と振り返る。

 中国醸造は1918年、日本酒の醸造アルコールをつくるために創業。67年に「はこさけ一代」の名で紙容器入り日本酒を業界に先駆けて発売し、全国区となった。

 総合酒類メーカーの礎を築いた…

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