拡大する写真・図版中学入試の日に、塾関係者と握手をする受験生=2月、東京都内

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 コロナ禍による学習機会の減少を考慮し、今年度に行われる中学入試で出題範囲を縮小したり、配点を工夫したりする動きが出ている。受験生の負担や不安を軽減するのが狙いだ。ただ、複数校を受験する場合には対応が一律でなく、塾などからは「実際に軽減につながるかは微妙」との声も上がる。(柏木友紀)

筑駒、6年生後半の単元除外

 国立の筑波大付属駒場中(東京都世田谷区)は9月、小学校の臨時休校が長期化したことから、2月3日に実施する入試の出題範囲を縮小すると発表した。

 国語は6年生で学習する漢字▽算数は「データの活用」▽社会は「世界の中の日本」▽理科は「電気の利用」や「水溶液の性質」「生物と環境」――を除外する。いずれも小学校の学習指導要領に基づくと、6年生の後半で学ぶ単元だ。もともと算数については以前から知識量で優劣がつかないよう出題を工夫しているといい、社会でも時事問題は出題するとした。

 都立高校が7月、入試の出題範囲から中3で学ぶ漢字や数学の三平方の定理などを除外すると発表したのを受け、既に同校の付属高校の入試では、こうした都立高の対応に準ずることを決めていた。入試担当の真梶克彦教諭は「校内でかなり議論になった。結果として、中学も同様に受験生の負担軽減を考慮することにした」と話す。

 日大二中(杉並区)も理科の試…

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