アトキンソン氏に「言いたい」 日商会頭、宣戦布告?

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相原亮
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 「いろいろ言いたいことはあるけど、今日じゃない。まとめてやるから」。日本商工会議所(日商)の三村明夫会頭は13日夜、記者団に笑みを浮かべて語った。首相官邸で開かれた政府の「成長戦略会議」に出席した後のことだ。

 三村氏が「言いたいこと」がある相手は、菅義偉首相ブレーンの一人、元金融アナリストのデービッド・アトキンソン氏だ。ともに成長戦略会議の有識者メンバーを務める。首相が就任直後に打ち出した「中小企業の再編促進」をめぐり、成長戦略会議を舞台にした三村氏とアトキンソン氏の対立に霞が関の注目が集まっている。

 2人の因縁は深い。アトキンソン氏は著書で「低賃金労働に依存した企業は、日本社会にとっても労働者にとってもマイナス」「倒産をしてくれたほうがありがたいくらい」と主張。日商を「『賃上げ反対』を掲げる日本最大規模の圧力団体」とも表現した。こうした「アトキンソン理論」に、三村氏は「全く同意できない」と強く反論したことがある。

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 13日の成長戦略会議は中小…

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