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 ギリシャメディアによると、同国の農業省は13日、同国北部マケドニア地方にある2カ所の飼育場の毛皮用ミンクから、新型コロナウイルスが検出されたと発表した。このうち1カ所では、飼育者の感染が確認され、飼育されていた2500匹が殺処分される。

 毛皮用ミンクの飼育は、この地方の主要産業の一つで、約90軒の飼育場がある。ギリシャ国内では数十万匹のミンクが飼育され、年間輸出額は6千万~7千万ユーロ(約74億~86億円)に上るとされる。

 毛皮用ミンクの新型コロナ感染をめぐっては、デンマークで突然変異した新型コロナウイルスがミンクから人に感染したとして、同国政府が国内のミンク1500万~1700万匹を殺処分する方針を示している。ギリシャで見つかったウイルスは、突然変異はしていないという。このほか、スペインやオランダなどでもミンクの感染が確認されている。(ローマ=河原田慎一)