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 映画の都ハリウッドは反戦や差別、環境問題に敏感だ。スター俳優も躊躇(ちゅうちょ)なく声を上げる。前回大統領選のあった2016年、そのハリウッドが批判にさらされた。直近2年、アカデミー賞の演技賞にノミネートされた俳優延べ40人が全員白人だったのだ。

 アカデミーの対応は早かった。投票権を持つ会員に白人男性が多いとの指摘を受け、女性や非白人の数を増やし、4年後の今年、韓国映画「パラサイト 半地下の家族」がアジア初の作品賞を受賞。黒人や女性がヒーローを演じる娯楽大作も数多く生まれている。

 分断をあおったトランプ政権とは対照的に、ハリウッドは多様な人々と連帯する道を進んだ。そして、その選択を多くの米国人も受け入れた。ジョン・ウェインがネイティブ・アメリカンと戦うような西部劇が作れないのは当然として、ブルース・ウィリスが地球の危機に立ち向かう「アルマゲドン」のようなマッチョな米国礼賛作品ももはや絶滅危惧種だ。

 映画の世界では、「古き良き米…

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