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 大相撲11月場所(東京・国技館)の7日目、引退の意向を固めた元大関・琴奨菊の弟弟子が、教訓を胸に白星をあげた。

 相手はよく動く炎鵬。出方が読めない立ち合いで、琴恵光は冷静だった。

 潜り込もうとする炎鵬を右腕で止め、まっすぐ向き直り、突いていく。惑わされることなく、最後は小手投げで転がした。

 「落ち着いて最後までとることができました」。言葉とは裏腹に、心の中は複雑だったろう。この日、同じ佐渡ケ嶽部屋の元大関・琴奨菊が引退の意向を固めたことが明らかになった。その背中から、角界の喜びも厳しさも学んできた。

 遅咲きだった。初土俵から新入…

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