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 「スーパーボランティア」と呼ばれる尾畠春夫さん(81)が14日、大分県別府市の別府大学で学生約120人に土囊(どのう)のつくり方を指導した。作業のなかで自分の経験も紹介しながら、ボランティアの心構えを伝えた。

 ボランティアの原点から未来を考えようと、同大が指導を依頼。被災地での活動経験が豊富な尾畠さんは、キャンパスの中庭に積まれた土を土囊袋に入れ、袋の口を縛る方法や、土砂崩れや水害などに合わせた土囊の積み方を指導した。

 65歳からボランティアを本格的に始めたきっかけや、被災地に入る場合に気をつけた方がいい言動なども紹介し、「みなさん夢を持ってください。夢がないと人生が嫌になる。夢を持ったら先が広がる」と呼びかけた。

 参加した文学部1年の首藤祐舞さん(19)は「ボランティアに参加するハードルが下がった。尾畠さんの話を聴いて、何歳で何を始めてもいいなと感じた。若いうちからいろいろ挑戦したい」と話した。(中島健)