記者に「ずっとそのネクタイで来て?」 琴奨菊という男

有料会員記事

鈴木健輔
[PR]

 「今場所、ずっと、そのネクタイで来てくれん?」

 9年前、大関昇進を目前にした琴奨菊から支度部屋で言われた。勝った日に私が締めていたクリーム色のネクタイで験を担ごうとしたのだ。「こんなに強い人が、なぜ若輩記者に……」と戸惑った記憶がある。

 「心が弱い」と自認し、頼れ…

この記事は有料会員記事です。残り480文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【無料会員限定】スタンダードコース(月額1,980円)が3カ月間月額100円!詳しくはこちら