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 人口減、低金利、縮む地域経済、デジタル化……。様々な課題を抱える地銀の危機感が高まっている。

 同じ県内が拠点の福井銀行と福邦銀行は、幅広い業務での協力関係を3月に結んだ。柱の一つが店舗の共同化で、第1号が隣の石川県に位置する小松支店だ。

県外に「呉越同舟」店舗も

 県外融資先の開拓などをめざして設けた両行の小松支店は、道路を挟んですぐそば。老朽化した福邦銀の支店を福井銀の店内へ5月に移し、全国でも珍しい2行同居の「呉越同舟」の路面店となった。12日午後、福邦銀の支店へ融資相談に訪れた小松市内の小売業の40代男性は「何回か来ていると違和感はないですね。福井銀に個人口座も持っているので(1カ所で)入出金できるし、いいかな」。福井銀の上修一郎支店長は「取引先など客層が違う」といい、すみわけられているという。

 両行は今後5年間で約20店を集約する。業務システム共有などで関係を深め、今年度中にも資本業務提携への方向性を決める。統合は否定するが、福井銀の林正博頭取は13日の会見で「提携を進めることで銀行の収益力も上がり、結果として顧客へのサービス向上になる」と述べた。

 協力の背景には地域経済衰退へ…

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