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 第99回全国高校サッカー選手権県大会(県サッカー協会など主催)の決勝が14日、袋井市のエコパスタジアムであった。藤枝明誠が3―0で東海大静岡翔洋を下し、4年ぶり3回目の優勝を決めた。藤枝明誠は12月31日に開幕する全国大会に出場する。

 前半は中央でボールを奪い合い、長いパスで相手DFの裏を狙う展開が続いた。FWが前線で孤立することも多く、両チームとも攻撃の形が見えないまま無得点で終えた。

 ハーフタイム、藤枝明誠の松本安司監督は「横パス」を1本つないでから、縦に早いボールを入れるよう指示。これが攻撃にリズムを生んだ。

 試合が動いたのは、後半13分。セットプレーからMF賀茂大紀(3年)が頭で合わせて先制。同21分には、FW高野雷我(同)が右サイドからドリブルで持ち込み、左サイドのMF中山碧(同)へ。中山は中央に切れ込み、ミドルシュートを決めた。終了間際にも交代のFW村松寛太(同)が3点目のゴールを奪い、勝負を決めた。

 東海大静岡翔洋は後半、細かいパス回しで、何度もペナルティーエリア内に攻め込んだが、決定的なチャンスを作れなかった。

 藤枝明誠の松本監督は、試合後、「選手が努力してきたことが実った。まずは全国で一つ勝ちたい」。中山主将は「走ってチャンスを作る攻撃的なサッカーを全国の舞台でも実践したい」と話した。(戸田和敬)

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