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 民主党のバイデン前副大統領と共和党のトランプ大統領が争った大統領選は、何が決め手だったのか。約11万人を対象とした、AP通信の有権者調査から勝因を探った。

 一つのかぎは、前回の大統領選と比べた投票行動だ。4年前にトランプ氏に投票した有権者(全回答者の41%)のうち、バイデン氏を支持したのは6%。逆に、前回は民主党のクリントン氏に投票した有権者(同38%)で、トランプ氏に移ったのは3%にとどまった。また、前回は2大政党以外の候補に入れた有権者(同6%)の57%がバイデン氏を支持し、トランプ氏の28%の約倍だった。前回投票しなかった有権者(同15%)も56%がバイデン氏を支持し、やはりトランプ氏(41%)を上回っていた。

 住む地域による投票傾向の違いも大きい。米国では地方で共和党が、都市で民主党が優位になっており、その中間にある「サバーブ(郊外)」の票が選挙を左右する。今回、居住地を「郊外」とした有権者(同45%)のうち54%がバイデン氏を支持し、トランプ氏の44%を10ポイント上回った。前回の米メディアの出口調査ではトランプ氏が郊外票でクリントン氏を4ポイント上回っており、郊外の有権者が離反したといえる。

 居住区を「都市部」とした有権者(同20%)では、バイデン氏の65%がトランプ氏の33%を圧倒し、逆に「小さな町、地方」とした有権者(同35%)ではトランプ氏の60%がバイデン氏の38%を引き離した。

人種別、学歴別で見ると…

 人種別にみると、白人(同74…

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