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 新型コロナウイルスの重症患者の治療に使う体外式膜型人工肺(ECMO〈エクモ〉)の講習会が14日、南国市の高知大医学部であった。

 厚生労働省の研修事業で、エクモを新型コロナの治療に使う医師や看護師らの医療チームを養成するのが狙い。9月の開催予定が新型コロナの影響で延期されていた。

 エクモは血管から取り出した血液から二酸化炭素を取り除き、酸素を加えて血管に戻す装置。肺機能が落ちた患者の治療に有効だが、1カ月を超える長期使用が想定され、合併症のリスクもあり、技術や経験が求められるという。

 医学部付属病院など県内4医療機関から計8チーム34人が参加し、全国の集中医療の専門医らでつくる組織のメンバーの講師から、人形を使ってエクモの使用時の注意点などを学んだ。医学部の西山謹吾教授は「県内の医療現場で標準的な使用方法を共有できれば」と話した。(今林弘)

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